人材育成することとは、人材を育成する人間の仕事を2倍に増やすもの。
特に、これまで自分がやってきた仕事をふる場合なんかは、忍耐力が必要だ。
非常に丁寧に教えているつもりでも、僕の2倍以上の時間をかけて仕事をする。
時間がかかってもいいから、確実に仕事が出来ていればいい・・・。
残念ながら、非常にミスが多い。
僕に同行している作業の報告書を書くだけのために、2時間つきっきり講習プラス、そのしりぬぐいだ。
ああ、人材育成とは非常に時間のかかるものだな・・・。
これも、将来僕の仕事を楽にするための、時間と労力の先行投資だよね。
そのためには、連日10時近くまでの残業もいたしかたないだろう・・・。
育成する人間に過度の期待をしてはいけないだろうけど、きっと成長していってくれると「希望」している。
今回は報告書を例に出して話をしていたが、失敗を積み重ねていくことによって、人間は成長していく。
当然、報告書は僕の採点の入ったコピーが翌日彼に渡されることになる。
同じ失敗をしなければ、彼は今回の失敗によって、成長することになるのだ。
というのが僕の人材育成をしていくうえでの考えの一つ。
しかし、世の中には、決して失敗が許されないものがある。
電車の運転などもそうだ。
新人なので勘弁してやってください出許されるはずもない。
そのような場合は、当然失敗する前に上司から、フォローが入るし、育成を受けている人間も、上司のフォローが入らなかったことを考えると、背筋が凍ることだろう。
この緊張感もまた人を成長させる。
世の中において、人材育成をする場合、失敗して育てるケースと、決して失敗しないように育てるケースとがある。
当然僕の会社にも失敗の許されない仕事はある。
その仕事の指導をするには、彼はまだ未熟すぎる。
そして僕自身も指導能力が未熟かもしれない。
当分は報告書等の訂正のきく仕事で失敗しなくなるように様子見が必要のようだ。